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まだ座れる、だけど表面の革が破れているボロボロの椅子。
古い空き家には、ありがちな光景です。
空き家を貸し出す場合に、古い家具は処分するのが基本です。
ただし、簡単に修理できるもの、お金をかけずに修理できるものは、サクッと修理して残す手もあります。
椅子の革(合成皮革)が破れている場合は、似た色の合成皮革のシートが見つかれば、簡単に修理できます。
修理のやり方例を以下に紹介します。
1)合成皮革のシートを購入
写真の例では、白いレザー風の椅子の表面が尻圧(?)でハゲてしまっています。
今回は白のシート(正式名称はフェイクレザー)をアマゾンで購入しました。
1.35メートルX1メートルで1580円とリーズナブルに買えました。
2)カット
カットはハサミで切るだけです。直線はまっすぐに、曲線は滑らかに。
鉛筆で下書きしてからハサミで切ると良いでしょう。
3)ボンドで貼る
材料に合ったボンドの選択がポイントです。
今回は塩ビや布、木材に対応したタイプのボンド(アイカ エコエコボンド 塩ビ用接着剤 モール・巾木用 化粧造作・塩ビ巾木用水性タイプ)を使用しました。
手元になければ、100均の万能タイプでも失敗はないと思います。
4)周辺の加工
今回は、端がカッコ悪かったので、見切り材をネジで固定してカバーしました。
見切り材とは、床材や壁材などの端や継ぎ目、角をカバーする(隠す)目的の細い板です。
ホームセンターで、1本100円~数百円で買えます。
今回は木の椅子なので、木目調の見切り材をねじ止めして、フェイクレザーの端を隠しました。
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