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空き家は周辺の地域住民に迷惑をかける”社会問題”として扱われることが多いのが現状。
では、空き家所有者にとって空き家はどんな問題・リスクがあるのでしょうか?
以下の6つはよくある問題・リスクです。
1)庭の草木の問題
2)建材(トタン、窓ガラス、瓦など)の劣化や飛散の問題
3)動物、鳥、虫などが住み着く問題
4)周辺地域の景観を害する問題
5)資産価値が急速に低下する問題
6)空き巣や犯罪の温床になる問題
1)庭の草木の問題
春に生え始めた雑草、庭の草木は何もしないと6月にはボウボウになります。(地域差あり)
草刈りを6月に行ったとして、もう9月には元のボウボウの状態に戻ってしまいます。
草木が茂っていると”空き家感”、”放置感”が増します。
近隣にとっても街の景観が悪化するためクレームの対象になります。
2)建材(トタン、窓ガラス、瓦など)の劣化や飛散の問題
台風や爆弾低気圧でトタン屋根が飛ぶ、大雪で瓦や窓ガラスが割れたり雨漏りする、など気象は、建材を劣化させ、場合によっては飛散させます。
劣化するだけなら資産価値が低下するだけですみますが、飛散すると近隣に迷惑をかけることになります。
3)動物、鳥、虫などが住み着く問題
動物では、猫やねずみ、イタチやハクビシンなどが住み着く可能性があります。
動物が住み着くとその糞尿で建物の木材が急速に痛む原因となります。
また、ツバメの巣、ハチの巣、さらには白アリの被害も空き家を放置してしまうと、早期に発見して防ぐことができません。
4)周辺地域の景観を害する問題
上記の問題(草木、建材、動物等の問題)はすべて、周辺地域の景観を害する問題となります。
周辺に住む人、周辺を通る人に不快な印象を与えることだけでなく、周辺の地価にも影響を与える場合があります。
5)資産価値が急速に低下する問題
上記の問題(草木、建材、動物の問題)などの結果として、当該建築物や土地の資産価値が下がることが想定されます。
建物の資産価値は通常20年でゼロになる傾きで下がっていきますが、空き家にすることにより様々な問題が放置され、資産価値低下が加速してしまうのです。
その一つの要因として、結露や雨漏りなどの放置が含まれます。
6)空き巣や犯罪の温床になる問題
刑務所を脱走した犯人が、空き家を転々として逃走した、、という事件がありました。
空き家は空き巣にも狙われますし、不良のたまり場に使われても気づかない場合があります。
上記6点の問題・リスクは互いに関連して増幅していくからやっかいです。
またこの他に、これらの問題を予防するための費用、維持管理する費用、空き家を解体したり処分する費用など、コスト面でも空き家所有者に負担がかかってきます。コスト面は、次回詳細を記載します。
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