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空き家の活用の中でも最も創造的、華やかでかつニュース性がある活用法です。
一方で難易度も高いし、立地も限られるので、あまり事例は多くはないのが実態ではないでしょうか?
まず、この選択肢は、
「建物はそのまま」
「家具や設備はできるだけ活用」
「居住用の賃貸や売却はしない」
というもの。
居住用ではないので、事業用や商業用の使い方になります。
どんな事例があるの?
・民泊
・カフェや飲食店
・アトリエ
・シェアオフィス
・高齢者を支援する施設
・子育てを支援する施設
・集会所、遊戯所
・外人専用シェアハウス
・雑貨店や書店
・ブティック
・図書館
・ギャラリー
・教室
・ゲストハウス
・スポーツジム
・旅館
などなど、空き家の活用事例は多様です。
カフェの例などがわかりやすいと思いますが、登場人物としては、
・空き家の所有者
・カフェを運営する店長やスタッフ(運営者)
・お客さん
特に「運営者」が存在するのが、事業用・商業用の特徴です。
運営者は、空き家所有者が兼任してもOK。近隣のお客さんが運営者になるというパターンもあります。
運営者は、所有者に賃料を支払います。
一般に事業用・商業用に賃貸する場合は、割高な賃料設定ができるというメリットがあります。(公的な性格を持つ施設を除く)
事業用・商業用賃貸の難しさ、デメリット
事業用・商業用の賃貸は難しさ、デメリットもあります。
1)立地が限られる
2)運営者探しが難しい
3)収支が成立しないこともある
1)立地が限られる
カフェの事例では、古民家などの特徴があれば別ですが、一般に人通りの少ない場所の普通の木造の戸建て住宅では、カフェは成立しません。
隠れ家的な立地で成功したカフェなども、もちろんありますが、コーヒーがおいしいとか、ケーキや定食が人気など惹きつける魅力がなければ成功しません。
空き家所有者としては、この空き家に適する事業って何だろう?と考えてみることをお勧めします。駅前や商店街でなければ、それほど適する業種は多くないはずです。
2)運営者探しが難しい
不動産屋に依頼しても、カフェ開業希望者はそう簡単には見つかりません。
まして、「空き家を活用したカフェをやりたい」という人は、そう多くはありません。
地域のネットワークや同業者のネットワークを使って、ピンポイントで声掛けする必要がありそうです。
3)収支が成立しないことも多い
飲食店のプロの経営者から”飲食店は出してみないとわからない”という話を聞いたことがあります。
ましてや、元々集客力が約束されている立地ではない空き家でビジネスが成功する保証はありません。
運営者は事業を行っているので、収支が成り立たないとすぐ店をたたみ、出て行ってしまいます。つまり、居住用よりも出入りが激しくなる傾向があります。
空き家所有者として、本当にこの業種業態で成功するだろうか、成功するためにどんな協力ができるか、などをしっかり考えた上で貸すことが大事でしょう。
結論
・事業用・商業用の賃貸は運営者に貸す事業モデル
・賃料は高くとれる可能性が高い
・事業が成立しないと早期に退去してしまう等の難しさ・リスクがある
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