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空き家がそのままになってしまう原因の一つが遺品の整理に心理的なバリア(障壁)や負担があるためです。
心理的な負担が大きい代表選手は仏壇や人形などです。
遺品は大きく5つに分類できます。
①形見としてご遺族が引き取るもの
②ご供養のためにお焚き上げするもの
③不用ではあるが価値あるものを、古物販売法により買取り・販売するもの
④家電リサイクル法による処理するもの(テレビ、エアコン、洗濯機、冷蔵庫)
⑤一般廃棄物として収集・運搬・処理するもの
仏壇や人形は、
「①ご遺族が引き取る」が望ましいけれど誰も引き取り手がいない
「②ご供養」にすべきだけれど、でも誰に相談したらいいのか
「⑤一般廃棄物」にするには気が引ける・・・
ということで、前に進まないのではないでしょう。
今回は②をさらに深堀りしてみます。
遺品のご供養とは、お寺や神社などで宗教家の手により、きちんとした環境で供養し、処理することです。
よく行われるのが、お焚き上げ(おたきあげ)。
お焚き上げとは、大切な人の遺品を供養するため、感謝の気持ちを込めて、浄火し天に還す儀式です。
誰にやってもらう?
お寺であれば僧侶・住職様に読経をしてもらう、神社であれは神主様にお祓いをしてもらうということになります。
モノ自体の保管や輸送に関しては、遺品整理業者や葬祭業者が行う場合も多いです。この場合でもご供養自体は提携している宗教家が行います。
対象物は?
仏壇、仏具、遺影、位牌、神棚、写真、人形、ひな人形、ぬいぐるみ、日記、故人の作品、思い出の品など様々なものがご供養・お焚き上げの対象になります。
ご遺族の気持ち次第で思い出の品は選ばれるため、ご供養するものはゼロという場合もあれば、部屋にあるものすべて、という場合もあります。
ご供養・お焚き上げの手順は?
通常の手順は、以下の通りです。
1)対象品を選ぶ
2)専門業者による引き取り
3)宗教家による供養(読経など)
4)処分
5)供養証明書の発行
宗教家に自宅に来てもらう、宗教家に専門業者の保管スペースに来てもらい定期的に行う合同供養、寺院や神社に併設された供養施設に供養品を持っていくなど、いくつかのパターンがあります。
いくらかかる?
ご供養は、最終的にはモノは焼却することになるのですが、廃棄物として処分するよりも高くなります。
段ボール1箱分くらいの手紙や写真を合同供養する・・という程度であれば数千円~1万円程度。
仏壇や神棚のお焚き上げで、2万円~3万円前後
宗教家(僧侶や神主)に自宅を訪問してもらうのは、3万円~6万円前後はかかるのが一般的です。
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