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空き家を貸す場合、家具や家電はどうしたらよいのしょうか?
使えるものなら残したほうがいいのでしょうか?
一般的で基本的な答えは、「何もないほうが良い」です。
その理由は、誰もが前の住み家があるわけで、そこで家具や家電を持っているからです。
前レオパレスだったので家具や家電を持っていないんです・・なんて人はそんなにいませんもんね。
残置物が少し汚れていたりすると、仮に使用できるものでも内見の時にマイナスになる可能性が大です。
借り手は自分なりのライフプランを持っているものです。残置物はそのライフプランの障害になりかねません。
新しめの賃貸マンションや賃貸アパートがそうであるように、古い空き家だって何もないほうが良いのです。
そうはいっても、残したほうが良い家具・家電はないの?
残したほうが良い可能性があるものとして代表的なものはエアコンです。
なぜならエアコンは持ってこない場合が多いのです。
さらに、湯沸かし器、備え付けの暖房、ウォシュレットなどは残したほうが良いです。
基本機能に近い水回りや空調は、新設すると高いですし、よほど古いタイプでなければ残っていても大きなマイナスにはならないでしょう。
洗濯機や冷蔵庫はどうか?
これらが残置していて、借り手が持っている場合など、廃棄費用が負担になるのでマイナスです。
物件タイプとして、家具・家電付きが許される、あるいは家具・家電付きのほうが入居者が付きやすい物件はあるのでしょうか?
一人暮らし用の安めの物件だと、家具・家電付き賃貸もありだと思います。
入学、就職、単身赴任、長期出張、離婚、留学、退職などの生活の変化の場合に、一人暮らしを開始する人は家具・家電を持たないことも多いと思います。
特にマンスリーマンション・マンスリーアパートやシェアハウスなどとして貸す場合には家具・家電は有利になります。
その場合には、どんなアイテムが必要になるでしょうか?
まず必須の家具・家電です。これらがないと、家具・家電付きとはいえませんね。
・エアコン
・電子レンジ
・冷蔵庫
・照明器具
・カーテン
・ダイニングセット(テーブル、いす)
・ベッド
・テレビとテレビ台
など
次に必要に応じて設置すべきアイテムです。
あったらあったで良いものです。
・ライティングデスク(勉強机)
・ソファ
・ローテーブル
・DVDプレーヤー
・洗濯機
・掃除機
・ドライヤー
・寝具一式
・自転車
・原付バイク
など
すべて、故障や汚れなどがないものが大前提です。
撤去・移動すべきものは何でしょうか?
・仏壇
・衣服
・洋服ダンス
・調理器具、食器
・賞状、美術品
・鉢植え
これらのものは、所有者にとっては価値がや思い出があるものですが、入居者にとっては粗大ごみでしかない・・というギャップが生まれやすいのです。
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